未来への教科書 写真展 in 羽田空港、開催中!
写真展ディレクターの榎田智子です。
普段は復興支援メディア隊の事務局のお留守番と諸々の雑用・調整等やってます。
今週月曜日(10/17)から羽田空港での「未来への教科書 写真展」が始まりました。
4月からずっと構想し、ようやく実現したものです。
何分にもセキュリティエリアなので、思いもかけないところで時間がかかって・・・
10月11日から4日3晩。
事務局を留守にし、羽田空港に張り付いて準備しました。
昼間はメイン会場、深夜12時から朝4時までは手荷物置場。
途中夜間停電なんかも 体験しながら、なかなかスリリングで貴重な1週間となりました。
今回は、石巻で被災された印刷屋さん、松弘堂の松本さんに写真パネルの印刷を全てお願いしました。
初日。展示場所が3ヵ所あり、しかも空港内は非常に広いため、
まずは仕分けにかなり時間がかかるだろうと思いきや・・・
約300枚のパネルは全て10枚組にして段ボールに入れて頂いていたのですが、
それらに「第1ゲート」とか「メイン会場」とかいうように全て行き場所を書いて下さり、
さらに、1枚1枚のパネルを、広げなくても何が入っているか分かるように付箋でナンバーリングして下さるという丁寧さ。
この震災で進学をあきらめた息子さんも一緒に出力、パネル化作業を総出でかかって下さいました。
あまりの美しい仕事ぶりに感動してお電話したところ、
「いやぁ、こんなこと、津波に比べたらなんてことないですよ~。」・・・本当に頭が下がる思いでした。
今回は、松本さんはじめ、温かい気持ちでお仕事してくださる、気持ちいい人達とご一緒出来て本当に幸せでした!
私と一緒に3日3晩、ほぼ寝ずに仕事して下さった北條工務店さん。
夜間展示まですっかりお世話になった日新テクノスさん。
全てのパネルデザイナーとポスター、看板等等軽々こなして下さったデザイナーの黒田さん、最後まで細かいことに気を配って美しくキュレーションして下さった斉藤さん。そして、最後に私の留守中、朝5時起きで家事をやってくれた長女(中1)。
その美しい仕事ぶりや気配り、復興支援メディア隊の新しい財産だな、としみじみ思っています。
それにしても。羽田空港の1ビルと2ビルの連絡通路を毎日何度往復したことか。
羽田でお仕事する人はさぞかし健康だろうな。。と思う今日この頃。
とにかく、羽田空港から旅立つ人、羽田空港にいらっしゃる人、是非ともご覧下さい!