釜石・唐丹中学校からのコメント
現在、オーストラリア・シドニーで開催中の「未来への教科書」写真展
(Messages for Our Children- 3/11: a New Beginning)。
この開催にあたり、実際に写真を撮り、ポスターを作成した
釜石市立唐丹中学校の子どもたちにコメントを頂きました。
写真とコピーとキャプションで出来たポスター。そこに込められた彼らの想いを是非ご一読下さい。
<質問内容>
1.(この)写真を撮った理由(どうして,その写真を撮ったのか?)
2.自分にとって,その写真はどのような意味があるか
3.自分や家族の将来の夢
■ 鈴木智巳(すずきともみ)さん
1.ポスターに書いてあるように,思いや気持ちを写真で伝えたかった
2.みんなで,力を合わせて,この困難を乗り越えてきた証の意味
3.IT関連の仕事に就きたい
■ 木村銀次(きむらぎんじ)さん
1.姿を消した故郷,自分たちの町が消えてしまったので,それを撮りました。
震災を忘れないため。
2.復興
3.警察官
■ 三浦真依(みうらまい)さん
1.被災地の復興のために頑張っている人達がいるというアピール
2.感謝の気持ちを忘れない
3.将来の仕事は未定、 家族は自分が幸せにする
■ 三嶋葵(みしまあおい)さん
1.1年間お世話になった校舎と,いつも世話になっている感謝の気持ちをこめて
丈夫だった防潮堤があわれになってびっくりした。今までの感謝の気持ちをもって
2.未来に残す希望
3.パティシエになってみんなを幸せにできるお菓子を作る
■ 鈴木樹(すずきいつき)さん
1.被災地での現状を見てもらいたかったから
2.被災地はここまで変わったと見てもらうこと
3.公務員になって,地域の役に立つ
なお、この内容はオーストラリアのメジャー紙『Daily Telegraph』に掲載される予定です。
復興支援メディア隊 石山