「未来への教科書 出前授業」第2回を開催
「未来への教科書 出前授業」の第2回をこのほど、盛岡市立飯岡中学校で開催しました。
この日の先生は、一般社団法人rete:rra代表、渡邊さやかさん。
渡邉さんは11歳の時のネパールでの経験から、本当の豊かさを考えるようになったことや、様々な活動で得た経験を織り込みながら、震災後の東北支援、アジアの女性の起業支援などの活動について話しました。
また、アインシュタインの言葉を引用しながら、「解決策を考える前にどんなことを問題として提起すべきかが非常に大切であり、そのためには、今、世界や日本、自分の地域で何が起こっているのか、どんなことが問題になっているのかを常に知ることが大切」などと、生徒の皆さんに語り掛けました。
生徒さんの地域ボランティアの発表もあり、渡邉さんは「相手の立場に立って想像力を働かせることが重要」など、アドバイスをしました。どの生徒さんも真剣な表情で聞き入り、渡邉さんへの質問も非常に活発でした。
3年生によるボランティアや防災についてもプレゼンテーションもあり、渡邉さんは隣の友達を助けることと、シリアの難民を助けることは、実はあまり大きな違いはなく、たとえシリアの難民のように自分とは遠い存在である人たちであっても「ひとりぼっちで寂しくないかな」とか、「今何が必要なんだろう」とか、その身になって想像力を働かせることが大切、とメッセージを送りました。