出前授業受講生の感想(福島県立新地高等学校)
長谷川純一さん(人と種をつなぐ会津伝統野菜 代表)、清水琢さん(清水薬草有限会社)の出前授業を受講した福島県立新地高等学校の皆さんの感想の一部をご紹介します。
(生徒)・伝統野菜の売れない理由の一つに消費者の野菜に対するイメージと、特殊な種類の野菜とのイメージが異なっている点があることを知りました。
健康を保つ野菜をおいしく調理する方法を考えたいと思いました。
・わたしの家でも畑を耕して、野菜を作ったり、田んぼで米を作ったりしていて、幼いころから食べ続けている野菜は大好きです。
野菜の良さをもっと多くの人に知ってほしいな、と感じました。
・何かに無我夢中で取り組めるのはすごいことだと思う。自分も失敗しても諦めずに続けていこうと思った。
・会津にはたくさんの伝統野菜があるのだなと思いました。どの野菜も時間をかけて種を残す方法を研究し、多くの人とのつながりで受け継がれてきていることがわかり、伝統野菜がいつまでもあり続けるために農家の仕事を理解し、引き継いでいくことが必要だと感じました。今日の講話で農家の仕事の楽しさややりがい、大変なことや、これからに向けてのことを聞くことができて良かったです。とてもためになりました。
(新地高校・教師)
・講師の先生方のお話は、職業に対する意識、地域に貢献することの意義、働きがいや生きがいと人との繋がりなど、素晴らしい内容であったと思います。またそのことは生徒に欠けているものであり、我々教員が教室で指導しようと思ってもうまくいかない場合が多いのです。お二人の実体験から出た言葉は、重く生徒の心に響いたようです。講演会の翌日の授業で触れると大変良い答えが返ってきました。彼ら彼女らの興味関心の深さが伺えます。このような反応は初めてです。実際に現場に立ち、汗を流していらっしゃる方の影響力は大変なものであると感心しております。