未来への教科書 第49回 災害看護から始まる新たな絆
看護師 山﨑達枝さん
帝人在宅医療株式会社 松本忠明さん
看護師の山﨑達枝さんは、湾岸戦争や阪神淡路大震災など国内外の災害現場で長年災害看護に携わってきた。
東日本大震災の直後に被災地に入った山﨑さんは、支援活動を続けていく中で、被災地の看護職をはじめとする専門職の方々への支援も始めた。そこには「被災地で働く専門職の方々もまた被災者である」という現実があった。
現在、山﨑さんは「山﨑絆塾」を主宰し、災害看護への見識を広げると共に、被災地で経験したこと、学んだことを伝えている。回を重ねるごとに参加者は増えてきている。
第3回の「山﨑絆塾」では山﨑さんの友人である帝人在宅医療株式会社の松本忠明さんが講演をしていた。
松本さんは仙台営業所赴任時に、自らや営業所が被災しながらも、在宅酸素療法をする患者さんのために、所員一丸となって酸素ボンベや酸素濃縮器を届け、その経験 から学んだ教訓を伝えていた。
東日本大震災を経て変化してきた災害看護のこれから、そしていつどこに来るか分からない災害に対する備えや心構えの重要性。二人のお話からは未来へ活かすべき教訓が見えてくる。
BS12ch TwellV
5月21日(火) 18:00~19:00
5月25日(土) 27:00~28:00
5月28日(火) 18:00~19:00
6月 1日(土) 27:00~28:00