未来への教科書第50回 「食の安全と向き合う~生産者と消費者の新しいつながり~」
福島第一原発の事故における一連の爆発は、日本の食を取り巻く環境に多大な影響を与えた。
福島や近隣の県の生産者は作付け禁止や出荷停止、規制が解除された後も風評被害による売り上げの低下など震災から二年経過した今でも様々な問題と格闘している。
一方、消費者も安全な食品が出回っているにも関わらず、漠然とした不安の中で自己判断を突きつけられるような状況は未だ変わっていない。
そうした中で、生産者と消費者の関係や、そもそも食はどうあるべきかという震災前から横たわっていた根本的な問題が大きな意味をもって改めて浮上してきた。
今回は、福島県須賀川市で阿部農縁という農園を営む寺山佐智子さんの生産者が働きかける食の安全への様々なアプローチや、東京都板橋区で放射能汚染検査を行っている農民連食品分析センターの所長である八田純人さんが提言する科学が出来る食へのサポートなど、食の安全と向き合っている人々の姿を追った。
BS12ch TwellV「未来への教科書〜For Our Children」
6月4日(火) 18:00~19:00 6月8日(土) 27:00~28:00
6月11日(火) 18:00~19:00 6月15日(土) 27:00~28:00