未来への教科書 -For Our Children- 第73回「面的に考える防潮堤」気仙沼市本吉町前浜地区
第73回 「面的に考える防潮堤」気仙沼市本吉町前浜地区
気仙沼市本吉町 前浜地区。長年地域のコミュニティを大切にした町づくりを進めてきた。
震災により、地域の拠り所である「前浜コミュニティセンター」が流失。様々な支援により2013年9月に「前浜マリンセンター」が完成した。
今、防潮堤問題により、前浜は建設をするかしないかで揺れ動いている。皆、コミュニティの分断だけは避けたいという思いから、住民同士が勉強し、議論を重ねている。
こうした中、コンクリートだけの線的なものではなく、面的に考える防潮堤を考えている。早稲田大学が取り組む「海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム」は、前浜地区で採取した種を持ち帰って育苗し、防潮堤の変わりにツバキやシロダモなどの木を植えようと取り組んでいる。
自然環境だけでなく、地域の経済、住民のくらし、コミュニティの問題を守る防潮堤の考え方、これから復興に向け、町づくりのあり方をお聞きした。
前浜コミュニティセンター 実行委員長 畠山幸治
東北学院大学 講師 千葉一
早稲田大学 社会科学総合学術院 助教 廣重剛史
取材期間 2014年3月1日〜4月23日
放映日5月20日(火) 18:00-19:00
再放送
5月24日(土)27:00~28:00
5月27日(火)18:00~19:00
5月31日(土)27:00~28:00