未来への教科書-For Our Children-第77回「地域で支えあうこころ」
未来への教科書-For Our Children-第77回「地域で支えあうこころ」
公益財団法人金森和心会雲雀ヶ丘病院 副院長 堀有伸
南相馬市立総合病院 神経内科医学博士・エッセイスト 小鷹昌明
番場ゼミナール塾長 番場さち子
福島県南相馬市では震災から3年以上が経過した今も、不自由な暮らしや仕事を失くしたままの状況が続き、被災した人や支援する人の精神的な負担は時とともに増しているとも言える。
こうした状況下では、うつ病までいかない抑うつ状態や、PTSDとまでいかないトラウマなどを抱えた人々が多く存在する。
そこで動き出したのが、震災後に南相馬へやってきた医師たち。雲雀ヶ丘病院の堀先生や南相馬市立総合病院の小鷹先生は、病院の外に出て様々な予防医学的な取り組みを試みている。
ラジオ体操や心をケアするワークショップ、男性を対象とした木工教室や料理教室など、ストレスなく集まれる場所や、一つのことにやりがいを持って打ち込める場所として機能している。
また、南相馬で学習塾を経営してきた番場さんは、女性や子供を対象とした放射能を知る教室や、エステなど開いている。
今回は、連携しながら地域を支えている人々の取り組みを追い、震災後の心のケアの重要性とそのあり方に迫る。
「序」 https://www.youtube.com/watch?v=OU-g-lQeyEg
取材期間 2014年5月7日~2014年6月9日
放送日BS12ch (ch222 TwellV) 7月15日(火) 17:00~18:00 ※野球中継のため、1時間繰り上げスタートになります
(再放送)
7月19日(土)27:00~28:00
7月22日(火)18:00~19:00
7月26日(土)27:00~28:00