未来への教科書-For Our Children-第82回 「陸前高田市 次世代を担う農業の未来」
第82回 「陸前高田市 次世代を担う農業の未来」
「たかたのゆめ」
2012年6月、陸前高田市米崎地区で「たかたのゆめ」というブランド米が植えられた。
この品種は、JTの植物イノベーションセンターが開発していた品種「いわた13号」を有限会社ビッグアップルの関欣哉さんが譲り受け始まった。およそ2.5kgの種もみから始まり、今年は150トンの収穫を見込んでいる。
今まで収穫量が少なくほとんどが県内に出回っていたが、今年は多くの陸前高田市の人に食べてもらい、地元のお米の味を知ってもらいたい。そして2020年の東京オリンピックで、支援をしてくれた多くの人たちに恩返しをしたいという。
「Three peaks winery」
Three Peaks Wineryの及川武宏さんは、震災後に東日本大震災復興支援財団に所属後、地元である大船渡市に帰省し、三陸を思い出す美味しいワインを造る想いから、今年の5月からブドウ畑を始めた。またリンゴ畑を譲り受け、シードルの開発も進めている。
将来的にワイナリーを通しこの地に多くの外国人が訪れ、子どもたちが刺激し合える場所になって欲しいという。
取材期間 5月18日〜9月16日
2014年10月7日(火)18時〜OA