未来への教科書出前授業がことしも始まりました。
未来への教科書出前授業がことしも始まりました。
第1回は10月26日、盛岡市立見前南中学校。地域活性に奔走する、佐藤柊平さん(株式会社ココロマチ ココロマチ営業部)を講師に迎え、1,2年生288人が「地域との繋がり」をテーマに、地域や故郷について学びを深めました。
1年生は佐藤さんの体験を中心とした講義(1コマ)、2年生は70人ずつに分かれ、2人一組でのワークショップ(2コマ)を開きました。
このうち、1年生には、佐藤さんは震災後にどう人と関わっていったか、また、どのように人と繋がっていったかを、自らの経験を元に話しました。生徒からは活発に質問があり、「どうして続けられたのですか」という問いに、佐藤さんは「仲間がいたから」と答え、仲間の大切さを伝えていました。
また、2年生では、2人1組になり、盛岡の好きなところを話す人、それを聞く人に分かれ、相手の話をじっくりと聞く傾聴の大切さや難しさを体験しました。
授業後、生徒からは「地元のためになるのは素晴らしいことだと改めて感じた」「違う価値観を持っている人たちに合わせるには、共通のことを見つけてコミュニケーションをとることが大切というのが心に残った」などの感想が寄せられました。