出前授業の感想(岩手県立久慈高等学校)
佐藤柊平さん(一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会 ディレクター/一関移住ブランディング実行委員会 プロジェクトマネージャー/岩手わかすフェス実行委員会 実行委員長)の出前授業を受講した久慈高校の皆さんの感想の一部をご紹介します。
・ 既存の価値や仕組みにとらわれず、外の世界にアンテナを張るという意見にとても興味を持った。今の私たちはまだ外の世界について何も知らないので、これから高校生のうちにいろいろなことに挑戦して、外の世界について学んで行きたいと思った。将来について詳しく考える機会になり、多くのことを学ぶことができた。ありがとうございました。
・ 今まで自分の住んでいる場所の魅力などはあまり考えたことがありませんでしたが、講演を聞いて、改めて考えてみると、悪いことばかりではなく、この場所だからできることや見えるものがあると思いました。将来地元に戻るかはわかりませんが、自分の中でやりたいことを見つけてそれに向かって頑張ろうと思いました。
・故郷の美しい風景や文化を守るためにその地域に住んでいる人たちしか知らない良さを磨き、発信していくことを大切にしていくことが大切だということがわかった。東北の課題解決は日本や世界の課題解決につながるというのも改めて知ることができた。地元の良さを見つけるためにも外に出てさらに地域の良さを見つけていきたい。
・ 私も将来久慈市や岩手に貢献したいと思っていたので具体的にどのようなことができるかということを知れてよかったです。今までは震災に対してマイナスな考えしかもっていなかったけど、佐藤さんの話を聞いたことでプラスに考えられることを知り、自分の中で震災に対するとらえ方が大きく変わりました。まずは自分の旗を持つための努力をしていこうと思います。
・自分がしたいことをすることは大切だと思った。私は、貧しい国・外国の子どもたちの支援などをしてみたいと前から思っているが、あまり知識もない状態なので、できずにいるが、大人になったらそういう場にボランティアとしていって活動したいと思っている。自分がしたいことをどんどん実現していって素晴らしい人生にしたいと思う。もちろん私の地元である久慈市も大好きなので、自然や文化を守って継承していきたいと思った。自分から周りにアンテナを立てて、情報を集めたり、当たり前を疑って、各々ができることを持ち寄って、地域を活性化させたいと思った。
・「自分は地元には残らないから関係ない」と思っていましたが、今日の授業は、地元の地域づくりに関係なくいろいろなことにも当てはめて考えられる話だったし、地元から離れるからといって、地元に何もできないわけじゃなく、また新たな良さに気付くきっかけになりうるんだなあと、ためになるお話でした。
・個人的なのですが、私は一度都会に出て戻ってきた身です。もちろんまた都会に出ようと思っています。ですが、都会にいたころ、地元の良さに気が付くというのは本当にその通りで、ここは地元のほうが良かったなと思うことは多々ありました。そして都会の人たちに地元の自慢をしていってみたいと思わせることができたことがありました。あれが地元を発信するのに役立っていたのかなと思うと、かなりうれしくなりました。これに気付けたのはこの講演のおかげです。ありがとうございました。