希望、天までとどけ。
福島県の南会津。 家に帰るとき、見上げると夕やけの入道雲があった。 とてもきれいで、思わず見とれてしまった。いつの間にか、夏になっていた。
いつでも、楽しいことがある。
福島県立博物館。 『「フタバスズキリュウ」の化石を見ることができて、とても良かったです。 避難先でも、このような楽しいことがあるので、がんばって立ち向かっていきたいです。』
瓦礫、と呼んでくれるな。
釜石市、唐丹。 野球が出来なくなったグランド。 以前は、皆が大事に使っていたもののなのに、津波の後は「瓦礫」と呼ばれている。
ありがとう、唐丹小。
釜石市、唐丹小学校。 津波の被害にあったが、形だけは残った。 建物は壊れてしまったが、一緒に過ごした仲間はみんないる。
やっぱり、球場っていいな。
釜石市、唐丹の市営球場。 野球部が、部活の練習前にちょっと立ち寄った。 今はこの球場が使用出来ないため、学校のグランドで練習をしている。
魚は今も、ちゃんといる。
釜石市。 堤防が破壊されたが、大方片付けられていた。 3ヶ月が経ち、岸壁には真新しい軽トラック、海には船もみられるようになった。 釣り糸をたらすと、魚がいることが解った。
普通、が、美しい町。
福島県南会津町。 「自分の学校で見えるいつもの何気ない風景の中で、福島の自然のキレイさなどを伝えたいと思い、撮影しました。」
Design for Japanにて 田中さん
国際インダストリアルデザイン団体協議会(ICSID)理事 田中さん。被災地に立った時、まさに日本のグランドゼロだと感じた。デザイナーは料理人だが、こういうネタがあればこう料理できるという仮説提示力があることも強みである。デザインの持つコミュ …