出前授業の感想(大船渡市立吉浜中学校)

posted 2018/03/16 category Blog

畠山信さん(NPO法人 森は海の恋人 副理事長)の出前授業を受講した吉浜中学校の皆さんの感想の一部をご紹介します。

 

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・ 地元の文化や伝統を受け継いでいくことはとても大切なことなのだと知りました。グローバル社会になっていく中で自分の地元のことを語ることができるように今のうちから準備しておきたいです。人間が住みやすい環境がほかの動物にも通用するわけではないことを理解したので、いろんなことを視野に入れて社会問題などにも向き合っていかなくてはいけないなと実感しました。畠山さんのようになりたいものを絞らず、常に「スーパー」を目指していきたいです。本日は本当にありがとうございました。

 

・ 「海は世界とつながっている」という言葉が印象に残りました。1つの場所でいくら海を守ろうと努力しても世界全体で取り組まなければならいという意味が込められていることがわかりました。「森は海の恋人」には森があるから豊かな海が作られる、親しい仲にあるという意味があり、とてもいい言葉だと思いました。畠山さんは世界の人に森と海の関係を教えたいという夢を持っていて、そのためにいろいろなことに挑戦していてすごいと思いました。私もこれからのためにしっかり勉強したいです。

 

・ 私たちの感覚で豊かな海とは、きれいな水の海だと思っていました。ですが海にいる生き物たちにとっては、濁りのある水のほうが豊かだということを初めて知りました。これから私たちが生きていくためには多少の濁りのある海が良いということを感じました。私たちの住んでいる三陸の海、なぜこんなにも豊かなのかということを初めて知りました。最初は、親潮と黒潮が交わるからだと思っていました。実際は、「アムール川」という川に入っている鉄分がかかわっているからということがわかりました。

 

・ 私は、医療系の仕事に就きたいと思っているのですが畠山さんがおっしゃっていた、何でもできる最強の漁師というのが心に響きました。ただその仕事だけできていても、前に進めないと思うので、私も何事でも最強、何でもできる人になりたいです。また、畠山さんは自分に仕事に誇りを持っているのがすごいと思いました。

 

・畠山さんの理想の海は、プランクトンがたくさんいて、にごっている海ということなので、自分も将来できることがあったら、プランクトンがたくさんいる海にしたいと思いました。

 

・今日の授業で、好きなことや興味のあることをやってみることのすごさがわかりました。畠山さんは、漁師でありながら動画を作ったり、昆虫やシダ植物のことをたくさん調べたりすることで、得意分野が多くなることを分かりました。今しかできないことと、自分の興味のあることを見つけて、大人になった時に活用したいです。

 

・森林が減ってきている今、海に影響が出たらどうしようと心配になりました。海は私たちの命の源でもあるので、自然を大切にしていきたいです。また、海は世界とつながっています。私たちが海を大切にしていけば、世界の海もきれいになると思います。